こんにちは、多田陽子です。
相続税の申告で一番重要なのは、不動産の価値はいくらなのかです。
現預金や株、受取生命保険金などは通帳や証書があるのですぐに金額を計算できますよね!
でも相続税がかかるのか試算するときに困るのは目に見えないのは不動産の価値です。自宅や賃貸物件が亡くなった時点で一体いくらの価値なのかは、その不動産の場所や土地の形状や借りている土地なのか、貸している土地なのかなどいろんな要素を含めて計算するので一般の方には難しいと思います。
ですが、知りたいですよね!?
不動産の価値がどのくらいか大体予測するには、毎年来る固定資産税の通知書に課税明細書というものが一緒にくっついてきているはずです。その明細書の「評価額」もしくは「価格」というものを見てください。
その年の「固定資産税評価額」は、実勢価格の6割程度で市町村が算出しているものです。実勢価格とは、実際の売買取引時の市場価格でいわば不動産の時価です。(マンションなど区分所有の土地の場合は、評価額がマンション全体の金額ですので、持分を乗じる必要があります。)
相続税の申告における不動産の価値は、この固定資産税評価額よりも少し高くなりますので、上記の評価額と現預金を合計すると基礎控除額を超えるなと思われたら、早めに税理士にお問い合わせください。相続税の申告は被相続人が亡くなった日から10か月以内に行う必要があります。
当事務所では無料で相続税がかかるか試算いたします。
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