Tag: 税制改正
平成27年度税制改正において、平成29年4月1日より、【10%】に消費税を増税することが決まりました。
これまでは、平成27年10月1日から、経済状況等を考慮して判断するということでしたが、そういった景気判断は関係なく増税は行われます。
その際に、10%になるにあたって、食料品などに軽減税率を課するのかなどの議論はこれから行われますので注目してみてください。
この消費税の問題は、税理士の立場と主婦としての立場で、それぞれのメリット・デメリットが生じてくるため、私にとっては複雑です。
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- 税理士としての立場は、
- 軽減税率があると、事業者の消費税の計算が複雑になり面倒
- でもだからこそ依頼が増え、税理士の役割を全うできる
- 消費税は免税事業者以外、すべての事業者が負担するため、ある程度の公平性が保たれる
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- 主婦としての立場は、
- できるだけ安い方がいいので、食料品は軽減税率で
- 10%だと、買い物の時に計算がラク
- お年寄りや収入が少ない方には負担が大きくなるのでは
といった具合に、どちらの立場も重要で答えはなさそうです。
ゆえに平成29年からは大変忙しく、困ったことになるのではと考えています。