おはようございます。多田陽子です。

皆さま、お盆休みはゆっくりできましたか?
私は、仕事と家の用事でバタバタしており、ゆっくりできませんでしたが、この本はあっという間に読み終わりました。

ご紹介するのは、「歴史問題をぶった切る」
著者は藤岡信勝・竹内睦泰・倉山満、発行はヒカルランドです。

タイトルが激しいですよね。内容もある意味では激しいかもしれません。笑
この本は、著者の方々が対談した内容を書き下ろしたもののようです。
各章はそれぞれが歴史問題に対してどのような取り組みをされてきたか、最後の章で、3人が歴史問題についてどのように対応するのがよいのかをお話されています。

なぜ私がこの本を読んだのかというと、
最近の趣味が日本史を読みことなのです。笑

最初は神話の時代に魅かれて、古事記や日本書紀を読みだしたのですが、江戸時代や明治維新、聖徳太子の時代など広く浅く他の時代の歴史も読むようになりました。それがどれも面白いのです。

中高生の時は、正直言って歴史は苦手でした。
暗記が得意ではないものですから、教科書を読んでもさっぱりわからないので覚えられない、面白くない、苦手…という負のスパイラルに陥っていたように思います。

ところが、今は歴史が面白い。 なぜなのか
教科書が面白く作られていないのではないかなぁとふと思ったのです。
面白くというと語弊があるかもしれませんね。でも決して分かり易くはなかったなぁ…と。

それでこの本を読んでみると、なるほどそういうことだったのかと。
これもひとつの意見ですから正解という訳ではないでしょうが、
新たな歴史、教科書についての認識を持つことができました。

私は思うのですが、歴史はその時代に生きている人はいないですし、
伝え継がれる中で、本当のことや意味も変化しているかもしれません。
だからこそ、歴史を研究したり調べたりしている人の本を多く読み、色んな解釈を知ることで、一番適した認識を持つことができるのではないでしょうか。またその歴史問題が正しいとか間違っているとかではなく、その歴史的事実を受け止め、未来にどうすれば活かされるのかを考えるべきではないでしょうか。

そんな風に考えながら、楽しく日本史本を読んでいます。